【ロータスライフ通信】自分の人生の主導権を自分が持つということ #55
こんにちは!
ロータスライフの中村僚子です。
ここ最近はコロナの話題ばかりですよね。
テレビでもネットニュースやSNSでも、毎日様々な情報が行き交い、更新されている状況だと思います。
その情報は日々変わっていっている状況だと思います。
本当の意味で正確な情報というものは何なのか・・・
9年前の東日本震災の時もそうでしたが、結局こういう時は、自分の価値観に従って行動するしかないと思います。
しかしながら、自分の価値観が正しいということではないです。
自分は自分の価値観に従うが、他の人の価値観を否定するのではなく、『肯定ファースト』が大事です。
『肯定ファースト』は私が今年1月からEMSというマネジメントスクールに通っており、
EMSで最も大切にされていることです。
EMS(エッシェンシャル・マネジメント・スクール)とは、
詳しくはこちら↓
https://essential-management.
週に1回講義があるのですが、
前回の講義の特別ゲストは大久保寛司さんでした。
(EMSではいち早く、受講スタイルが全員ZOOMに変わりました。200名以上が同時にZOOM受講しています!)
大久保寛司さんは長年企業の経営者や幹部層への研修を中心に活動
そんな寛司さんの講義を受講したので、
全ての人間関係において共通することでとても学びがありました。
少しでも何かお役に立ったら嬉しいです。
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*人は自分のことは恐ろしいほど見えていない。
なぜ見えないのか?
→見えていると思っているから。
人は見たいものを見たいように見る。
とある大企業で360度評価があり、
評価の悪い人たちが集められて研修が行われることがあった。
そこに集まった人たちは、
「お前が呼ばれる理由はわかるけど、
互いに自分が見えていない。
ある男性は、
人事部も根負けしてアンケート結果を見せたそうです。
そうするとその男性は、
「相手に誤解を与えたようなことをしたことは認める。
書かれていることは誤解だから一人一人に誤解を解きたいから書い
とまた詰め寄ったそうです。
人事部は絶対に名前は教えませんでした。
するとその男性は、
そして帰宅して奥さんにアンケート結果を見せたそうです。
すると奥さんは「周りの方はよく見ているわね~。
ご本人は全部違うと言った、
どれだけ自分を客観視できるかは大人の要件。
またどこの地点からどこをみるかによって違う。
61歳で人間国宝、91歳まで生きた昭和の最高の陶芸家「
荒川豊蔵の記念館には、
『未だ満足できる作品ができず恥ずかしい限りである』
見ている頂が違うのだ。
*『人を変えることはできない、人は変わることができる』
寛司さんがとある幹部研修で、
とても聞く姿勢ではない、男性が参加されていたそうです。
その方に「俺を変えてみろ」と言われ、
寛司さんはこう答えたそうです。
「私は人を変えることはできません、
あなたが変わるかどうかです。
変わるかどうかはあなた次第です」
一般的には、
「その態度は何ですか?とても聞く態度ではありませんね」
などと正論を言ってしまいがちです。
でも正論を言ってしまった瞬間、
正論を言って相手がその通りに動いたら良いのですが、
正論を言って動く人はいません。
正論は言われるほど不愉快なことはないものです。
モチベーションを下げるものです。
正論は正しくない
正論を言うことは簡単
正論で人が変わるなら簡単
正論を言う人はメタ認知できない人である。
*寛司さんのゴールデンフレーズ
「相手にはそうする理由がそれなりにある」
↓
「人は理解されたとき変わる」
正しいことを言うのは簡単。
ほとんどの人は相手を変えようとする。
全ての答えは自分の中にある。
指を自分に向けること。
人は理解されたいと思っている。
理解する側になると人間性が高くなる。
*自分の人生の主導権を持っている
高校生400人に講演する機会があった。
全く目がこちらに向いていない。
冗談を3つ用意していたが全部不発。
しかし最終的には400人800の目が全部こちらに向いた。
こんな話をしたから。
自分の知り合いにこういう人がいる。
ある会社がある女性を工場現場で採用した。
彼女はとにかく仕事熱心、勉強熱心。
土日も出勤したいと申し出る。
19歳で1年で工場の雰囲気を変えてしまう。
そして工場だけでなく会社全体の雰囲気も変えてしまう。
彼女の口ぐせは「うちの会社を日本一の会社にしましょう」
こればかり。
真剣に取り組んでいる。
彼女はおじいちゃんと二人暮し。
毎日朝昼晩の食事を作って出勤している。
小学校の時、両親に2度捨てられた。
その彼女が前向きに生きて、20歳で会社を変えた。
高校生に言ったことは、
皆自分を大切にしてほしい。
人生の主導権を取って欲しい。
自分ができないのは、親が悪い、先生が悪い、世間が悪い、
「が」の上が主語。
周りの責任にする人は、自分の主導権を捨てた人。
この彼女はとてつもなく厳しい環境にいた。
いくらズレてもおかしくない。
でもその環境からとてつもない意思を作り上げた。
環境は関係ない。環境のせいにするのはあなた。
どんな環境からも学び、そして自分を高める生き方はできる。
これこそがまさに主導権をとること。
この話をした時に、400人全員が聞いてくれた。
皆自分を大切にしたい。
でも自分を大切にできないことを周りのせいにしている。
人生の責任は全て自分にある。
そこからしか前に進む道を歩くことはできない。
ここに軸足を定められるかどうか。
厳しい。
周りのせいにしたくなる。
*ゴールデンフレーズ
『何を言うかは相手の自由』
『どう対応するかは己の選択』
大久保寛司さんの経歴
日本IBM業務改革推進本部CS担当として、
難しい言葉を使わず、聞いたことがあるような内容が多いかも知れません。
でも寛司さんが語るとその人間力で圧倒的な説得力があります。
一つでも心に響くフレーズがあったら嬉しいです。
今日はこの辺で。