【ロータスライフ通信】読書は「読む」ではなく「体験」 #11
ロータスライフ通信vol.11
ロータスライフ株式会社代表、婚活サロンロータスマリッジ代表の中村です。
皆さん、GWいかがお過ごしですか?
旅行に行かれている方、
ゆっくり過ごされている方、
お仕事の方、
皆さん、それぞれの過ごし方をされていらっしゃると思います。
今日は普段なかなかまとまった時間がなく、
GWに読書をする方も多いと思いますので、
東京大学書評誌「ひろば」編集長の西岡壱誠さんの『能動的な読書』5つの実践を紹介させていただきます。
皆さん、西岡壱誠さんをご存知ですか?
東京大学4年生。
46年続く東大書評誌「ひろば」の編集長。
著書に18万部突破の『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』(東京経済新聞社)
『東大生の本棚』(日本能率協会マネジメントセンター)、
『読むだけで点数が上がる!東大生が教えるずるいテスト術』(ダイヤモンド社)
『現役東大生が選ぶいま読むべき100冊』(光文社)など。
そんな西岡さんは読書は「読む」ではなく「体験」だ!
と仰っています。
西岡さんがそう仰るキッカケとなったのは、浪人時代の勉強にありました。
浪人して1年みっちり勉強したはずなのに全く成績が上がらなかったそうです。
2浪目に入った西岡さんは悩み、そんなある日、同大の入試問題を分析する中で、
ある事に気づいたそうです。
東大で問われているのは「知識の量」ではなく「知識の運用能力」、
つまり「考える力」だと。
そして、高校3年生の模試で偏差値35だった西岡さんは、
2浪目の東大模試で全国4位になり、晴れて翌年合格を勝ち取ったそうです。
「本のおかげで合格できた」と喜ぶと同時に、
本は読み手の姿勢でこんなにも得られるものが変化するのかと興奮したそうです。
西岡さんは、編み出した読み方を「能動的な読書」と呼んでいらっしゃいます。
〜「能動的な読書」5つの実践〜
①「仮説作り」
表紙、帯を読み、本に何が書いてあるかを推測する
②「取材読み」
「へえ、そうなんだ」と本の内容をそのまま受け入れる「読書」ではなく、
「これはどういうことだろう」「本当にそうなのか」と「記者」になり取材するつもりで読む。
③「整理読み」
読後、内容を要約する。
「後からまとめなければならない」と意識して読み進めることで、インプットの質が上がり、理解の深さも変わる。
④「検証読み」
読んだほんと逆の主張をしている本も並行して読んでみる。
それぞれの主張の共通点や相違点を発見しながら読むことで、
客観的で多面的な思考力が身に付けられる。
⑤「議論読み」
本の感想を誰かに伝える。
話すことで理解が深まり、確実に内容が記憶に定着する。
※参考『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』
どうしても文字を追って「読む」と、読んだ気にはなるけれど、
あまり記憶になかったり、身についていない事が多々あります。
読書は「読む」ではなく「体験」
「体験」に勝るものはありません。
私もこれからは5つの実践を意識して本を読んでいきたいと思います。
皆さんもGW中に読書を「体験」してみて下さい。
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